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公益社団法人 広島県理学療法士会 備北支部

市民公開講座
           この講演は、入場無料で聴講していただけます。 
           多くの方のご参加をお待ちしております。


12月7日(日) 14:00〜15:30
『一日一生』

講師:高橋 建氏(野球解説者、元プロ野球選手     
            〔広島東洋カープ、ニューヨーク・メッツ〕)
              

 横浜高校から拓殖大学、トヨタ自動車を経て1994年にドラフト4位で広島東洋カープに入団し、15年間で70925セーブ、防御率4.33が私の生涯成績です。私の野球人生は『あと一歩』の連続で、横浜高校、拓殖大学、トヨタ自動車で何度も優勝を逃してきました。カープ入団後も19961997年は3位になりましたが、優勝に届かず。1998年からの2010年までの13年間は、すべてBクラスでした。優勝はできませんでしたが、広島ファンの暖かい声援で引退することができました。
 私の野球人生は、ケガや病気との闘いでもありました。肩の故障、坐骨神経痛、膝、ふくらはぎの故障がありました。肩を故障した時は、打者との対決というよりは痛くなく投げるにはどうするかを考えながらプレーしていました。私が現役の時は今ほど選手が守られる環境にはなく、多くの故障を抱えてプレーする中で、体が経験していることは分かっているけど、体の構造は分からないままトレーニングをしていました。
 それでも、41歳まで野球を続けることができました。40歳の年には、それまで夢にも思わなかったメジャーリーグでのプレーも実現しました。現役最後の年にはカープに戻り、カープで15年、アメリカで1年、16年間のプロ野球人生を過ごせました。
 今回の講演では、故障を抱えながらどのようにプレーしていたか、手術を経験し、理学療法士などの医療関係者やトレーナーとどのように関わっていたかなどを私の経験を踏まえてお話しできればと思います。
 また、惜しくも優勝は逃しましたが2年連続でクライマックスシリーズ出場を決めました今年のカープについて、日本とメジャーの違いも経験談と共に少しお話できたらと思います。




大会事務局

事務局長 槙原伸一
市立三次中央病院

2014jimu@hpta.or.jp