がんリハの取り組み―乳がん患者Mさんの場合―

がんリハの取り組み―乳がん患者Mさんの場合―

―理学療法士の声―

Mさんは、外来化学療法に向け自宅退院を目指し、体力向上を目的にリハビリを開始しました。 当初は体重の減少による体力低下や呼吸苦で、座って食事をとることも難しい状況でした。「頑張りたいのに、体がついてこない」と焦るMさんの気持ちも考慮しながら、ストレッチなどの軽めの運動から始めました。初回の化学療法への不安も大きかったため、日に何度も顔を合わせ不安な気持ちに寄り添うことが、信頼関係につながって行ったと思います。

特に抗がん剤によってご飯が食べられなくなり、リハビリに支障がでることを気にかけられていたため、管理栄養士とも協力して、食事の工夫や味覚障害への対応を行いました。食事を無理なく摂れることで、表情も明るくなり、前向きな姿勢でリハビリに取り組まれるようになられました。 退院に向けて、自宅の状況に合わせて生活する上での工夫などお伝えしました。ゆっくりとできることから取り組まれ、無事自宅退院となりました。

上野 千沙(市立三次中央病院)

―Mさんの声―

リハビリに対する真剣な思いと高い知識をお持ちの上の先生には、身体的にも精神的にも助けていただいています。ペコちゃんのような笑顔にも励まされて頑張っています。

Mさんと理学療法士 上野さん

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